本文へスキップ

高知 メガネのハマヤは、浜田清と久美+タカアキのメガネ店です。

電話でのお問い合わせはTEL.088-892-0171

〒781-2105 高知県吾川郡いの町新町66

眼科指定店について

「眼科で眼鏡処方箋を発行してもらいました。指定された店でメガネを作らないといけないのでしょうか」とご質問を受けることがあります。

これは指定店以外のメガネ店で作ってもかまいません。
ご自分の判断により好きなメガネ店で、好きなメガネをお求めになられたらいいのです。
それでまったく問題はありません。

このような質問を受けるということは、指定店以外でメガネを作ることに問題があるのではないか、と思われているかたが少なからずおられるようです。

それは、そうです。「指定眼鏡店」と眼鏡処方箋に堂々と書かれていたら、指定メガネ店で作らないと医師の機嫌をそこねるのではなないかと思われることは当然だと思います。

しかし、本来特定のメガネ店を指定することは、大いに問題があることなのです。
眼鏡業界の業界誌、月刊「眼鏡」(2003.1)にも下記の記事が載っていました。

《公取委は、眼科医と販売業者の関係が固定的になっている実態があるとして、(社)日本眼科医会に「眼科が発行する処方箋は、競争政策の観点から特定の販売業者向けに限定されることなく発行され、消費者にとって、より利便性が増すよう配慮すること」と要請した。》




公取委がこのように申し出ても、高知県は旧態依然として指定店は存在しています。
この問題は大昔からあることなので、意に介さないというところでしょうか。

高知県眼科の眼鏡処方箋には眼科によって、さまざまな様式があります。
@眼鏡処方箋の裏に「指定眼鏡店」と印刷してあるもの。
A眼鏡処方箋の裏には何も印刷していないが、切り取りできる用紙に「指定眼鏡店」を印刷したもの。
B眼鏡処方箋のみ。

さすがに風当たりのせいでしょうか、@は昔に比べたら少なく、Aの処方箋を発行する眼科が増えてきました。
Aの場合は、組合単位で指定する処方箋も多く見受けられます。

指定店に関して眼科の対応もまちまちです。
@指定眼鏡店と裏に印刷していても、特に指定店で作れとは言わない。
A指定店で作りなさい。と医師が指導する。
B医師は指定店に関してはナニも言わないが、検査員さんが指定店で作るようにすすめる。
C処方箋の裏に印刷文字もなく、「好きなメガネ店で作りなさい」と医師がアドバイスをする。


昔は、半ば強制的に指定店で作るように指導している眼科もありましたが、最近は少なくなっています。
それだけ少しは良い環境になってはいます。

しかし、眼鏡作りに必要な技術的要素やユーザーの利便性などに配慮せず「ここのメガネ店なら、もし、具合が悪かったら無料で交換してくれますよ」と、巧妙な手口で「指定店」をすすめる眼科もあるようです。
この手口はメガネ店の方が考えたようです。


無料保証制度についてこちらもご覧ください→「無料保証のメガネ店を強くすすめる眼科について


また、眼科内にメガネ業者を出入りさせて、眼科内でメガネを販売しているところもあります。
自店のお客様がおっしゃるには「眼科医に、出入りのメガネ業者からメガネを購入するように強くすすめられた」とのことです。



この眼科でメガネを購入させられたかたが、そのメガネを持って自店に調整に来店されたことがあります。

メガネを拝見すると調整をしたような跡がなく、お客様の顔には全然合っていませんでした。
どだい、医院内でメガネを販売することには相当無理があります。
商品も限られた本数しか持っていけませんし、調整道具もそんなに持ち込めません。(そもそも調整もしない・・・)

大切なアフターケアも受けることが困難です。

そんなことはわかりきっています。いくら商売のためとはいえ、無責任きわまりないです。
そもそも医師は「公益に尽くす専門職」で、商売をしてはいけないのではないでしょうか。

自分の身を守るのは自分」ということになってきますので、眼科に気兼ねすることはありません。

メガネ店を総合的に判断し、好きなメガネ店でメガネを作ってください。
 
高知で上手なメガネ店選びのヒント1へ
 

shop info店舗情報

高知 メガネのハマヤ

〒781-2105
高知県吾川郡いの町新町66
TEL.088-892-0171
定休日 毎週木曜日・第三水曜日
営業時間 午前9時〜午後7時