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高知 メガネのハマヤは、浜田清と久美のメガネ店です。

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〒781-2105 高知県吾川郡いの町新町66

複視について 3

複視とは一つのものが二つに見える現象です。

複視の事例3

50代のC様

急にものが二つに見えるようになった。高知の病院で診てもらったところ、「脳腫瘍」でした。

その脳腫瘍は、「取るにはリスクが大きすぎるので、取れない」との診断。

大阪の病院へもセカンドオピニオンを求めて受診されましたが、「やはり手術はリスクが大きい。今のところ手術はしないほうがいい」とのことです。

脳腫瘍が原因の眼球運動障害が発生しています。
複視があり眼精疲労が激しいので、当店でプリズム矯正をしてみることになりました。

遠視がありましたので、遠視の矯正をして
眼位は、
右 3△ B.U.
で矯正。2△B.U.では、複視になりました。
(上下方向は融像が難しいので、複視が起こりやすくなります)
水平方向への眼位ズレもあり、
2△B.I.で矯正。

そのメガネを病院で見せたところ、病院はメガネ屋の検査でメガネを調製したことを非難されたそうです。
「メガネ屋ごときがけしからん」と。
でも、しっかりとC様は反論してくれました。
「いきつけのメガネ屋さんで、私は信頼している眼鏡士さんです!」と。

ウーン、当店で調製することのどこに問題があるのでしょうか。
C様はプリズム眼鏡なしでは、日常生活にも支障がでています。
その状況を少しでも緩和するために、当方とすれば全身全霊を傾けて調製しています。

C様のようなケースでは、眼位は不安定になりやすく、数回に分けて検査することもあります。
その場合、検査されるかたのご負担、体調なども考慮に入れて、慎重に丁寧に眼位検査をしていきます。
一つの検査だけではなく、複数の眼位検査をするときもあります。

視距離によって眼位が変化する可能性もありますので、5m、2.5m、40pでの測定を実施します。
融像力検査もしていきます。

  
■多面プリズムバー
・眼位検査
・融像力検査
に使用します。
0.50△〜6.00△のプリズムレンズが入っているプリズムバーです。
そういう過程をへて、C様との共同作業で導き出されたプリズム値でメガネを調製をしていきます。
このメガネはC様と当方との共同責任になります。

「これのどこに文句があるの!」と言いたいです。
病院が手間暇かけて適切なプリズム処方ができるものなのやってください。
そしてその処方に責任を持ってください。
でも結果責任は持てないですよね。病院は結果責任を問われないところですから。
なら、光学的対応は眼鏡士を利用してくれればいいのです。
病院がすべてのことができるわけではないのに、光学的対応をする(病院ができないことをする)メガネ屋を非難するのはいただけません。

患者さんが何に困っているのか。何を望んでいるのか。もっとユーザー本位に考えてください。

結局、C様は配慮が足らない病院に不信感をいだかれました。
こうなると、患者さんも病院も不幸です。


その後、定期的に眼位を観察させていただくことにしました。
2ヶ月後には
眼位は
右 5△B.U.
になっていました。
5△B.U.でメガネを調製しました。

1年後には、右 8△B.U. と上下斜位が増えている傾向です。

そのころ、有名なF脳外科医の診断を仰いだところ、
「腫瘍は滑車神経の後ろにあって、ガンマ線の後遺症で滑車神経がやられている」とのこと。
F医師は「メガネ屋ごときが」とはおっしゃいませんでした。
さすが、わかってらっしゃる(^^♪
眼球運動をつかさどる筋肉を「外眼筋」といいます。
外眼筋は、4つの直筋と、2つの斜筋で構成されています。
眼球運動の筋収縮には神経が関与しています。

外眼筋の神経支配は、

内直筋、上直筋、下直筋、下斜筋の4つが「動眼神経」
外直筋が「外転神経」
上斜筋が「滑車神経」
で支配されています。
 
 
19 外直筋
20 内直筋
21 上直筋
22 下直筋
23 下斜筋
24 上斜筋
正常な両眼視機能は、両眼の眼球運動が正常に働くことが条件です。
  

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